お葬式は故人への愛や気持ちがあふれる場所

お葬式、故人への愛や気持ちだけではなく、遺族の気持ちも考える

2018年06月12日 14時13分

お葬式に参列する際、故人への愛や思いを伝えることは大切なことですが、遺族の気持ちを考えることは同等に大切なことです。
 
葬儀にともなう一連の式典は、遺族の方々にとって、大切な人を失った悲しみ、ショックが癒える間もなく行わなければなりません。故人や遺族との関係次第ですが、訃報を受け取った際の対応については、一番に遺族の感情を考えることが大切です。
 
故人や遺族とひじょうに近い関係であれば、すぐに駆けつけましょう。何か手伝えることがないか尋ね、指示に従いましょう。遺族に寄り添い、気持ちを考えてあげれば、おのずと正しい行動に結びつくはずです。
 
  • 遺族は忙しい
  • 遺族は疲れている
 
葬儀では、もっとも悲しみにくれている遺族が、もっとも忙しい思いをするのです。もしかしたら、この事実がもっとも悲しいことなのかもしれません。
 
遺族は悲しみの中にいます。そして式典の準備に奔走しているため、多忙で、そして疲れています。この2点は必ず頭に入れて行動するようにしましょう。
 
お葬式を大胆にまとめると「愛と感謝」
一昔前はお通夜が朝まで行われていたため、遺族にとっては、故人と共に過ごす時間が多くありました。これは単に一緒にいる時間が長かったと言うだけではなく、故人のこと、葬儀のこと、その後のこと、また「無事にご先祖様に会えるかどうか」など、さまざまなことに思いを巡らせる時間でもありました。遺族にとっては、もちろん忙しい最中ではあったはずですが、夜が明けるまで、たとえ数時間であっても、思いあふれる瞬間を過ごせたはずです。
 
今の時代の求めとは言え、遺族にとって、そうした時間が少なくなっていることには、少し寂しさを感じます。
 
お葬式には「悲しい」「たいへん」「忙しい」などのイメージがあります。人の死がなければお葬式は行われないわけで、たしかにお葬式は「悲しい」ものです。
 
でも、お葬式という一連の式典中、必ずそこにあるものは、故人を思う参列者の「気持ち」であり、遺族を思う参列者の「気持ち」です。
 
お葬式の雰囲気はこうした気持ちとお線香やろうそくの匂い、光など、さまざまな要素が混じり合って作られます。
 
そう、お葬式というのは「好き」という気持ちや、「ありがとう」という気持ちが最大限に詰まった空間なのです。人間の人生最後のビッグイベントであるお葬式は「愛と感謝」でできているのです。